伽藍堂

どこか遠い場所のニュースを見て 醒めない空っぽの頭を満たした
痛むふりで胸をさすりながら 意味ない伽藍堂な命を延ばした

僕が何かを感じられるのには遠すぎるか

どこか遠い場所の景色を見た 醒めない空っぽの頭で満たした
痛む胸も忘れいつものように 布団をかぶっては眠気で満ちてく

僕が感じていたはずの痛みは偽物なのかな
それならば痛みに苦しむこの姿はなんなんだ

伝えたいと思う想いですら どうしても疑うことしかできずに
自己防衛機能が働いて そんな簡単には動き出せなくて

それならば 自分は何のためにいるのかな

いつも言えぬままの胸の底が抱え込んだものを落としたふりして
視界から消してた想い達を 冷めない空っぽの頭に満たして

どうか 自分が感じた想いくらい信じられるようになりたいな
そしてその想いを君にくらい届けたいよ

どうだろう 例えば 僕は君の心を感じられるかな
あぁ ごめんね もう 遅いかな